手入れして長く使えるオリーブウッドシリーズ | すり鉢（small）

手入れして長く使える、ホンモノのツールをご提案するシリーズ。

オリーブの実を収穫し役目を終えた古木を原料に、職人が1つ1つ削り出し、命を吹き込んだキッチンツールです。チュニジアからフェアトレードで輸入しています。

せっかく選ぶなら、手入れしてうんと長く使える、ホンモノのツールを。

■すり鉢　￥3,300 + tax

サイズ： 約径10cm
素材： オリーブの木
生産国： チュニジア

※木目はランダムでのお届けとなります。写真はイメージです。

手入れすることでうんと長持ちする、育てるキッチンツール

オリーブの木は油分が多く、水気をあまり吸わないため速乾性に優れ、キッチンツールに最適な素材です。オリーブのキッチンツールは乾燥が速く、時々オイルを塗布するぐらいでお手入れが楽で、使うほどに味わいが増す”育てるツール”。

ときどきメンテナンスをしながら、永く大切に変化を楽しむこと。プラスチックなどのボードと異なり、そうした”変化する”ことそのものが本来の姿であることを思い出させてくれます。

オリーブオイルの実を収穫し役目を終えた古木を再利用

チュニジアは、北アフリカのマグレブに位置する共和国です。アトラス山脈の東端となる国の北側を除けば国土の大半はサハラ砂漠が占め、乾燥気候にあったオリーブの栽培が盛んです。

広大な土地に植えられたオリーブは、くねくねと曲がりながら、時間をかけて成長します。そのため、木目がダイナミックな美しい模様となり、かつ硬い幹に育ちます。そのオリーブの古木を利用して作られたのが、オリーブのツールたちです。

オリーブの木にはナンバーがつけられ、しっかりと管理されています。

オリーブのキッチンツールができるまで

本製品の多くは、チュニジア中部の町にある、専用の工場で作られています。まな板やボウルなどの大物は、太目のオリーブの古木から、カトラリーなどの小物は剪定された枝などから、ひとつひとつ削りだします。丁寧に研磨をした後、オリーブオイルを塗布します。

■長くご使用いただくためのお手入れ方法

＜使い始める前に＞

使い始める前に、お手持ちのオリーブオイルなどの植物油をハギレ布などに染み込ませて、全体に塗り込んでください。こうすることでしっかりとした下地ができ、お使いの環境に早く馴染んでいきます。オイルはオリーブオイルやえごま油、ひまわり油など、お手持ちのもので問題ございません。

＜使うときに気をつけること＞

使用後は、普通の食器と同じく食器用洗剤や中性洗剤で軽く洗い、水気を切って乾燥させてください。オリーブは水切れの良い素材で、かつ水を吸い込みづらいため水切れが早いです。

＜日々のメンテナンス＞

表面が乾燥して白くなってきたり、カサついてきて油分が失われてきた感じがしたら、メンテナンスとして植物油を塗り込んでください。極度な乾燥を防ぎ、ひび割れ防止になり、また木目が美しく甦ります。

たまに手入れをしながら、調理の際につく傷跡も育てるような感覚で、ぜひ大切に永くご愛用いただけることを願っています。